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2009年11月03日

ビッグイシュー

昨夕は大阪でビッグイシューの佐野章二氏にたいへん興味深いお話を聞くことができました。30分のインタビューの予定が1時間半になってしまって、でも、まだまだお話できたと思います。熱く語っていただきました。佐野氏のような方にインタビューできるこの仕事はほんとうに素晴らしい。

その後、エレファントカフェにて、この日最後のインタビュー(あまりにも話に夢中になり、スナップショットを忘れてしまい...)。

 

  


Posted by take at 17:49Comments(2)雇用

2009年10月24日

大手新聞社の面接で

以前勤務していた会社でのことです。ある日、今までほとんど話したこともないアルバイトの大学生(会社では「インターン」と呼ばれていました)の1人が、就職試験の面接でうまくいかなかったので「絶対に落とされる」、どこか紹介してくれないか、と頼んできました。彼女にはあまりよい印象がありませんでした。というのも、勤務中なのに、社員や他のアルバイトの学生とよく騒ぐスーパーキッズというような印象を持っていたからです。この会社には社員にもそんな緊張感のないスーパーキッズがいたので、「正社員」でもほんとうにたいしたことないんだと思っていました。

 

私がテレビ局や出版社に知り合いがいると誰かに聞いてきたようですが、知り合いはあまりいないし、いても、あまり助けにならない、と言いました。しかし、彼女が、こちらをじっと見ながら話し続けたので、内容はよくおぼえています(というかその後メモしました)。

 

彼女は大手新聞社を受け、面接までいったのですが、その面接は、面接官は女性が1人だけ、あとはすべて「おっさん」ばかりで、目を見て話を聞いている人は1人もおらず、「おっさん」のうち数人はタバコをふかしながら質問をしてきたと彼女は私に言いました。彼女はそんな横柄な態度に憤慨、機関銃のように愚痴を私のデスク上に連射していきました。相手にされなかった、と思ったせいか彼女はパスできないと思ったのでしょう。

 

とりあえず、その場で出版社の知り合いに連絡を取ってみました。彼女は私の機嫌をとろうとしていたのか、「こんど一緒にお食事でも」などと就職から横道に入っていくような話もしてきました。あと、私が聞いてもいないのに、彼女は自分の父親が某省に勤める官僚で、一家はワシントンに住んだことがあり、自分が東大生だということもしきりに話してきました。そんな彼女の話を聞いているうちに、「彼女は絶対面接にパスした」と思いました。

 

しばらくたってから、会社の2階のキッチンのところで、彼女を見かけたとき、いつもの様子と違うと感じました。何か神妙な顔つきで私を視界に入れようとしない様子でした。その様子を見て、「あっ、やはりパスした」と思ったのです。今度は一転して私から距離を置きたいのだなと思いました。おそらく今も新聞記者をやっていることでしょう。彼女のようなスーパーキッズでもジャーナリストとして雇う新聞社も寛大ですね。でも、読者にとってはどうなんでしょうね。

 

  


Posted by take at 00:17Comments(2)雇用

2009年09月14日

社員じゃないと人間扱いされない

社員じゃないと人間扱いされない

2007年の春に大学を卒業した人が最近やっと社員なれそうだという話を聞いた。

あと少しで正社員になれるが、現在は「試用期間」でアルバイトだという。彼女は大学卒業後もアルバイトとしてこの会社で仕事をしていた。長いことアルバイトをしているのだから、会社側に今まで彼女が貢献してきたことを話し、正社員にしてもらうよう頼むべきだとアドバイスした。

すると、難しいと思っていたが、良い答えが返ってきた。

すると、周囲の人の態度が激変したという。いままでは挨拶しても、彼女に返事を返すどころか、彼女のことを視界にも入れなかったのに、向こうから挨拶をしてくるようになったという。

なさけない。

残念ながらこのようなことはめずらしくない。

  
タグ :雇用


Posted by take at 17:19Comments(0)雇用

2009年06月05日

派遣労働者に関して

先日、NHKのニュースで、派遣労働を望んでいるような人々に関するニュースがあった。こんな「ニュース」見て、これが真実だと思ってしまうのでしょう。組織にいる人間たちが「派遣労働」を正当化しようとするための「報道」だということが、すぐにわかった。

あまり拘束されないですむから派遣の方がいい、自分の都合のいいときに働けるからいい、などが派遣を選択する理由だそうだ。たしかにそうだろう。しかし、なぜ取材対象が女性ばかりなの?派遣労働者には男性もいる。ほんとうに不思議だ。女性だからその程度の仕事でもいいのだ、と勝手に決め付けていないか。そのような女性もいるだろう。しかし、その一方、正社員で積極的に働きたいという女性の声は消されている。正社員になりたくても年齢差別でなかなか職に就けない女性の声も消されている。マネックスの松本大氏のような人々の提言も消している。狭い世界に生きているんだなぁー。

大手メディアのなかで働く女性たちも声を押し殺して、ストレスをたっぷりためながら働いている、とテレビ局に勤めている女性が本音を漏らしたことがある。あるいは、男尊女卑などに気が付かない(あるいは気が付きたくない、おめでたい「ジャーナリスト」もいるだろう。

もう10年以上前になる。友人が転職した会社で、どうしても営業の仕事をしたい女性がいたが、「女性」というだけで、営業もさせてもらえなかった。彼女は声を出して泣きじゃくっていたとその友人は話していた。その会社に転職した友人もその会社の古い体質に辟易として、すぐに別の会社に移った。その後、彼らがいたその会社は、経営がうまくいかず、ある会社に吸収された。

もちろん、派遣の仕事を好む女性もいるかもしれない。問題は、なぜそのような仕事で満足する女性が少なくないかではないだろうか。それは、ほとんどの女性が小さいときから期待されていないからだろう。どれだけ多くの親たちが女の子に大きな夢を託してきただろうか。どれだけ多くの経営者が女性社員に期待してきただろう。期待どころか、セクハラばかりだ。

私の友人の元音楽教師はある公立学校の飲み会の席で、その学校の校長(当時)に背後から両手で胸をわしずかみにされた。まわりで見ていた教員誰一人とめに入らなかったという。この元校長先生は、現在、悠々自適な生活を送られているとのことだ。彼にはそのうちお話を伺おうと思っている。

  


Posted by take at 17:36Comments(0)雇用

2009年05月08日

雇用のミスマッチ(12)「公務員の不祥事」

「公務員の不祥事」

毎日かなりの人が上記のサイトをチェックしている。

受注も激減、残業は大幅にカット、失業者は増大、人間扱いされない「非正規」という雇用も増え、働いても年収200万もいかない人が多い中、この公務員の犯罪の数はなんだろう。学校や市役所、県庁の職に就くのは難しいはずだが...。全体のリセットが必要かもしれない。

「こんな人間らに税金が使われていることを知るべき!」とヒデ君は怒っていた。

日本の人々はほんとうにおとなしい(小さな声で不満を口にするが)。海外の人々が日本人は「いい人ばかり」というのが皮肉に聞こえる。

日本の男性のイメージは悪いといったが、それにしても性犯罪が多い。なぜか?  
タグ :社会雇用


Posted by take at 22:57Comments(0)雇用

2009年04月21日

雇用のミスマッチ(11)自分の教授の年収

ミシシッピ大学に留学していたとき、大学の図書館で興味深い書類を発見した。公立の大学であるため、大学に関するあらゆる情報が開示されており、見つけたのはその一部だった。それは全職員の年収一覧だった。清掃の仕事をする人から総長、学長、学部長、教授などすべての職員の名前と年収が書かれた書類が図書館のデスクの手の届く場所に置かれていた。

うわさには聞いていたが、あまりにも低いので驚いた。当時、1千万円を超えていたのは総長だけ、ジャーナリズムの学部長でも年収約750万円ほど、自分を担当していた教授は550万円。彼女は12人の大学院生の論文を担当していた。彼女の論文も出版しなくてはならないので、とても多忙だった。それでも、学生との面談の時間を多く取ってくれた。日本の一部の大学教授のようにCMやバラエティ番組などに出演して、もうひと稼ぎすることなど考えられない。

「教授」ではなく一般の講師は300万円前後だった。生活費の安いミシシッピではそれで十分だと思われるかもしれないが、大学の町のオックスフォードの生活費はおそらく州内で一番高い。市中心部から離れた場所に住んでいる教授や職員も少なくなかった。

なぜ、今頃、このような話をしているかというと、最近、ミシシッピで出会った友人と話していてこの話題になったからだ。また、別の友人に日本の大学教授は高給取りだという話をされたためでもある。ミシシッピの大学教授は高給取りではなかったが、「教授」になるまで多くの論文を書く必要もあり、競争も激しかった。論文をあまり書かなくても「コネ」で教授になれる人間が存在する日本とは大きく異なる。あくまでもフェアだ。

それにしても、学生はかわいそうだ。ほんとうに学生はかわいそうだ。学費を出している人も大変だ。  


Posted by take at 14:48Comments(0)雇用

2009年04月12日

「豊かな国の女性の貧困化」桜井陽子 雇用のミスマッチ(10)

昨晩書いた「山梨とれたて直送便 やまなしときめきネットショップ」とマイクロソフト社を調べていたら、桜井陽子さんという方の意見が掲載されていた。すぐにお話を聞いた。桜井さんが出している「豊かな国の女性の貧困化」というブックレット(300円、全国女性会館協議会発行)も取り寄せた。

今まで取材してきた人の中にも「日本の女性はほんとうに貧しい。しかも、それを自分のせいにしてしまう」と繰り返し強調していた人がいた。「自分を責める女性はほんま多いですわ」と。どこかの国で聞く話と正反対だ。

以前、東京六大学のうちの一つ大学の就職課・責任者の方が繰り返し繰り返し強調していた。

「日本の社会では優秀な女性が多いです。うちの大学もどこの学部でも、最も成績が優秀な学生は女性です。会社で勤め始めても、彼女たちは優秀です。立派に仕事をこなします。しかし、就職になると、会社が女性を採用しない。ほんとうに間違っています」

「豊かな国の女性の貧困化」で、桜井さんは、次のような指摘をしている。

GDP(国内総生産)は世界第2位を維持。

日本人一人あたりのGDPは世界第16位

HDI (人間開発指数Human Development Index)は第8位
(人間開発指数とは平均寿命、教育水準、国民1人あたりの所得を指標にしてその国の水準を表すもの)

GEM (Gender Empowerment Measure) は世界第54位
(GEMジェンダー・エンパワーメント指数とは国会議員、専門職、技術職、管理職を女性が占める割合、女性の所得、女性の社会的、経済活動のありようを反映させた指数)

女性と男性の賃金格差51対100

「いかに経済大国といわれても、それは男性を主な稼ぎ手とする世帯収入を見る限りにおいてであり、ひとたび女性に焦点をあてれば、経済大国と程遠い、貧困に直面する女性の姿が見え隠れします。しかも、豊かな国だからこそ、女性の貧困化は目に見えにくく、対策も立てられにくく進行しています」(「豊かな国の女性の貧困化」1ページ)  


Posted by take at 13:54Comments(0)雇用

2009年03月29日

阿久根市 市職員の給与

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長と彼のブログが話題を呼んでいる。このブログを一目見ただけでこの人がどんな人だか感じるはず。ここにも陰謀論。

今年1月、自身のブログで「辞めてもらいたい」市議会議員は?とネット投票を募った。2月6日、市議会は市長不信任決議案を全会一致で可決。2月10日市長が議会を解散。

2月23日付けで竹原市長は阿久根市全職員の給与明細を市役所のウェブ上で公開。

http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf


(市民の平均年収は200万円ほどだという。職員の平均年収が700万。日本の人々はほんとうにおとなしい。)

3月22日の出直し市議会議員選挙では反市長派が勝利したため、竹原氏は失職の危機にあるという。

地方公務員の仕事をしている友人は自分たちの給料が高すぎるといつもささやく。「仕事を何もしていないのに、700万円、800万円の給料はおかしい」と。何もしていないことはないと思うが、40代前半の彼の給料は800万円くらいだった。

この給与の問題はあまり議論されない。給与の話になると、メディアで働く人たちの給与が高すぎると言われるのをおそれているのだろうか。

某新聞社の1年目の記者は年収780万円だったという。人生経験が浅く、たいした仕事もしていない新聞の記者がこれだけもらうと彼のためにもよくないだろう。

  


Posted by take at 16:56Comments(0)雇用

2009年03月26日

女性の平均賃金は男性の7割以下、相変わらず

平均賃金が10年ぶりに月額30万円を割ったことがメディアは騒いでいるが、皆さんはこんなにもらっているんだ。うらやましいかぎり。
一般労働者の賃金(月額)[厚生労働省発表による]
男女計 299,1000円
男性  333,7000円
女性  226,1000円
それにしても、相変わらず、女性の平均賃金は男性の7割もいかない。男性の平均賃金1に対して0.6775だ。先進国におけるこの矛盾も強調すべきではないか。やはり、男尊女卑のメディアの世界はこれが「当然」とでも思っているのだろうか。
2008年賃金構造基本統計調査結果の概況  
タグ :雇用社会


Posted by take at 06:09Comments(0)雇用

2009年03月19日

雇用のミスマッチ(9)「コネばっかり」

知り合いの息子が大学を卒業し大手企業に就職した。「あの大学からは無理でしょう」などと周囲の人が囁くように、その知り合いの知り合いAの紹介で入社できた。いわゆるコネ。大学で就職が決まるわけではないと思うが、現実、おおいに関係ある(企業の人々も認めている「当然ですよねー」と)。また、その知り合いAの娘も仕事がきつくてやめた。南の島で働こうと考えていたが、Aの紹介でうまく転職できた。
景気が悪いから「コネばっかり」と、コネで入ったまた別の知り合いは言う。
友人に話すと、そんなこと言ったら、メディアはコネばっかりだ、と。
「テレビ局なんかコネばかり」と以前、叔父(元アナウンサー)が言っていた。
そう言えば、芸能人、元野球選手、元大臣の子どもなどがテレビ局で働いている。
今まで知り合った新聞記者も父親がそうだった、という者が多い。
こんなことを言うとぼくが羨ましがっているなどと言う人もいるのだが、そう言うこと自体、彼らと価値観が一緒だと、勘違いされているというか、自分たちの価値を勝手に押し付けてくるというか。
というか、ぼくもその叔父に頼むことができたのに(就職を)、と思わない?  


Posted by take at 18:19Comments(0)雇用

2009年03月02日

雇用のミスマッチ(8)自分もミスマッチ?

雇用のミスマッチといえば、自分もその対象になると言われる。UGH!
「おまえがジャーナリストとはな...」、信じられない、といような口調でぼくのことを鼻で笑っていた人もいた。高校の同級でも「おまえが何書くんや!」と...。腹立ったりしないんだな、これが。
高校時代を知っていたりすると、信じ難いのか?
日本語と英語で記事を書き、それが主な媒体に掲載されていても、日本の社会では、このようにバカにされることもめずらしくないということを知る。とくに「フリー」で、会社の社員でないとなおさら。しかし、自尊心が低くないので、そのようなジャブはあまり効果的ではないが...。  


Posted by take at 21:40Comments(0)雇用

2009年03月02日

雇用のミスマッチ(7)芸能人起用のニュース番組

そういえば、以前、ラサール石井氏を起用したニュース番組に関して記事を書き、たまたま日本語に訳したので、下記に掲載したい(先日、みの氏に言及したので)。

Japanese TV journalism gets a celebrity makeover
2005.6.16 米クリスチャン・サイエンス・モニター紙
芸能人起用による日本の映像ジャーナリズムの変貌
記者 神林毅彦
東京---中国の呉儀副首相が小泉純一郎首相との会談を突然キャンセルして、日本を後にした先月後半、多くの人々はアジアの2大国間の亀裂が深まっているもう一つの徴候だと見た。
他のニュース番組同様、東京の“イブニング・ファイブ”(TBS 16:54-18:55 一部地域を除く)は番組で副首相の会談キャンセルを取り上げた。しかし、著名なコメディアンであり、そのニュース番組の司会者でもあるラサール石井氏が、その60代の女性副首相がなぜいまだに独身かということに関する疑問を口にした時、彼は会談取りやめに関する議論をニュースとはまったく関係ない領域に持っていってしまった。
石井氏は東京版ジョン・スチュワート(注1)を演じようとしているわけではない。有名人ゴシップと重大なニュース混ぜ合わせの2時間番組である“イブニング・ファイブ”は、視聴率を上げるために芸能人を起用している最近のニュース番組の一例だ。 
競争は熾烈だ。昨年、テレビ朝日は局の主要ニュース番組(報道ステーション)のアンカーに著名な司会者である古館伊知郎氏を起用した。TBSでは、今のところ、ラサール石井氏を起用したとはいえ、イブニング・ファイブの視聴率は上がってはいない。
石井氏や古館氏のような芸能人アンカーの登場は日本のジャーナリズムの長年の問題を悪化させていると専門家は言う。大メディアは、記者クラブ制度による権力との共生関係に関して長い間批判されてきている。
日本のニュース番組がエンターテインメントの方向に向かっていくのと同時に、日本と中国の関係が最悪になってきている、とも専門家は指摘する。
テレビ局は「アジアとの関係はいまテレビが真面目に考えない風潮をつくり、それを拡大している」と日本の政治とメディアの批評家である森田実氏は言う。
日本では、アメリカのような深く浸透したジャーナリズムの伝統がない。芸能人を起用することによって、メディアは「今まで以上に問題提起を怠るでしょう。このことは、彼らが権力によって簡単に操られるということを意味するのです」と京都の同志社大学でジャーナリズムを教える浅野健一教授は言う。
アメリカ人が軽薄、取るに足らない、性差別主義だと思うコメントでも日本の視聴者は大目に見てしまう傾向がある。先日、“イブニング・ファイブ”の放送の中で、2008年の大統領選においてローラ・ブッシュとヒラリー・ロドム・クリントン上院議員の争いを予想する一コマがあった。そこで、石井氏は「お二人ともとてもお美しいですねぇー」と付け加えた。
芸能人アンカーの出現を専門家は懸念している。「ニュースが完全にエンターテイメントになってしまう始まりかもしれません」とカリフォルニア州立大学サンディエゴ校のエリス・クラウス教授は言う。
日本の視聴者は気にかけないようだ。石井氏は良いと思う、と吉田氏(一般視聴者)は言う。「彼は我々が聞きたいと思っている質問をゲストに聞いてくれています」吉田氏はニュース23のアンカーである筑紫哲也氏のようなジャーナリストは好まないと言う。「エリートっぽい態度が好きでないのです」
さとこさんという一般視聴者は石井氏のインタビューはわかりやすく、彼は感じが良く、ユーモアもあるという。しかし、彼女や他の女性は家事をやりながら見ているため、それほど注意してニュース番組を見ていないという。
日本の映像ジャーナリズムに対するまた別の批判は、芸能人アンカーのコマーシャル出演をテレビ局側が制約しないことだ。例えば、石井氏はアメリカの生命保険会社のCMに出演している。しかも、そのCMは時々彼のニュース番組の間に流れるのだ。アメリカだと、利害の対立だと考えられるだろう。しかし、TBSは報道局がニュース番組の編集権を握っているという理由で問題視していない。
しかし、森田氏のような批評家は納得しない。「彼らの社会的役割の一つは市民を教育することです。しかし、彼らにはその役割がまったく欠如しているのです」
大メディアは社会に対して圧倒的な影響力を与えているにもかかわらず、「自分たちの仕事(ジャーナリズム)を真剣に考えていません」と浅野教授は言う。日本では「ジャーナリズムはほとんど存在しなくなってきました」

(注)ジョン・スチュワートは、ニュース番組をまねたアメリカの人気コメディ番組「デイリーニュース」の司会者。



  


Posted by take at 06:25Comments(0)雇用

2009年02月27日

雇用のミスマッチ(6) みのもんた氏に関して

大阪難波の焼き鳥屋でヒデ君と久しぶりに話をしていると、彼がメディアの話題を持ち出してきた。
すると、今までの明るい表情から急に言葉を荒げ、「みのの意見なんかいらんわ!情報よこせ、情報!あれはニュース番組やろ!」とTBS(東京では)の朝のニュース番組に怒っていた(彼はお酒がとても強いので、酔った勢いで言ったわけではない)。
ヒデ君の家は以前商売をやっていて、彼の親が一人一人のお客さんを大事にしてきた話を何度となく聞いた(多くの商売人の方がそうであるように)。テレビ局と異なり商売はいいかげんな気持ちでできないという。
アメリカのジャーナリストやメディア、政治学の教授が報道に関して話すとき、"Public good(公共の利益)"という言葉をよく使う。報道に携わる人間は公共の利益のために仕事をする、ということだ。が、日本のメディアでは「公共の利益」どころか会社の利益が最優先だ。日本のテレビでは芸能人がニュース番組の司会をしたり、ニュース番組のリポーターとして登場してくる。あるいはそのニュースを「議論」までしてしまう(もちろん、自分たちで調査や取材していないので突っ込んだ議論はできない)。彼らが登場してくるのは視聴率を獲得するためだ。それに対して日本のジャーナリストや学者は批判をしない。批判しないどころか、協力する者まで登場する。"Public good(公共の利益)"は犠牲になり、彼らの利益が優先される。
ヒデ君が怒るのも当然だと思う。庶民から遠い存在の人間の意見など聞いてもしょうがない、ということだ。
別の友人であるベティさんは言う。「みのがニュースを読んだ瞬間、その番組は終わった」と。
  


Posted by take at 20:36Comments(0)雇用

2009年02月26日

雇用のミスマッチ(5) トップのミスマッチ

先日は中川氏だけでなく、日本の人々は、欧米メディアに痛烈に批判されましたね。日本経済がこれほど最悪な状況で、世界経済における大変重要な席に中川氏のような大臣を送ってくる日本ってどんな国だって!しかも、同行記者の記事はまったく小さい。海外はトップニュースでした。ふだん日本からのニュースはトップにならないのに、です。
小泉氏、安倍氏、福田氏、麻生氏と一般国民からはほど遠い感覚の方々が首相になること自体、国会議員になること自体間違っているのではないでしょうか。あなたの痛み、悩みを彼らは感じることができるでしょうか。よく考えたほうがいいと思います。
二世、三世議員が多い理由は地元後援会の存在だと指摘されています。
最近、この問題に関して上杉隆氏が週刊誌に思い切り書いています。彼のようなジャーナリストを大切にすること(もちろん、批判することも含めて、という意味で)が日本の社会のためだと思います。
政治評論家の森田実氏に大変興味深いインタビューがありましたので転載します。
下記の疑問は多くの海外メディアの共通した疑問だと思います。
「ヨーロッパやアジアから眺めていますと、日本の状況は本当に危機的だと思います。日本の政治家には日本が最悪の状況にあるという認識がないのですか。」
森田実の時代を斬る
オランダのテレビ・ラジオ局の日本の政治に関するインタビュー〈日本はどうなるのか〉
2009.2.23(その1)
森田実の言わねばならぬ【131】
平和・自立・調和の日本をつくるために[131]
2月20日(金)、オランダのテレビ・ラジオ局の日本の政治に関するインタビュー〈日本はどうなるのか〉で私(森田実)が語ったこと
「人生の道半ばで、正道を踏みはずした私が目を覚ましたときは暗い森の中にいた」(ダンテ)
[2月20日、オランダのテレビ・ラジオ局から日本の政治状況〈日本はどうなるのか〉についてインタビューを受けた。以下、その折りの一問一答を紹介します――森田実]
 ―― いまの日本の政治状況を一言で表現してください。
 森田 旧体制すなわち自民党政治の崩壊寸前という状況です。政権交代が起こり、民主党政権が登場する前夜です。
 ――政権交代と民主党政権の登場によって日本は立ち直ることができますか。
 森田 むずかしいと思います。なぜかといえば、民主党の政策は現在の自公連立政権の政策と本質的には変わらないからです。日本の政治の根本を変えなければ、日本は変わりません。小沢民主党政権では、いまの苦境から抜け出すことはむずかしいと思います。
 ―― それはどういうことですか。
 森田 自民党政権(いまの自公連立政権を含めて)の政治の基本は、第一に日米同盟堅持です。日本の政治は戦後一貫して米国政府の支配を受けているのですが、民主党はいまの日米同盟を堅持する考えです。第二に、自民党政権の経済政策は米国政府の影響を強く受けています。小泉政権は日本国民より米国政府を大切にする政治を行いました。この日本の政治の根本は民主党政権になっても変わらないと思います。自民党と民主党は同根なのです。
 ―― ヨーロッパやアジアから眺めていますと、日本の状況は本当に危機的だと思います。日本の政治家には日本が最悪の状況にあるという認識がないのですか。
 森田 麻生首相も中川(前)財務相も他の閣僚も自民党の幹部も、日本の真の状況が理解できていないと思います。政府・自民党の幹部には日本が崩壊寸前にあるという認識がないと思います。この点は民主党も同じだと思います。
 ―― 麻生首相や中川(前)財務・金融相のような指導者たちを選出したのは日本国民です。国民にも責任はあるのでしょうか。
 森田 こんな道徳的にも能力的にも低い政治家を選んだのは国民ですから、根本的には国民の責任です。国民がしっかりしなければなりません。
 ―― 日本の政治はどうしてこんなに不安定なのでしょうか。安倍内閣、福田内閣も1年で交代しました。麻生内閣も不安定です。どうしてこんなにひどいのでしょうか。
 森田 主な原因は三つあります。一つは、日本の政治がアメリカ政府の支配下におかれているため、日本の政治家は自立していないのです。自分で考え、自分で決める力を失っているのです。第二に日本の政治は世襲制です。二世、三世がいまの日本の政治のリーダーです。ひ弱です。第三に小選挙区制という非民主的な選挙制度をとっていることです。小選挙区制度のもとでは政党が独裁化してしまいます。少数の独裁者的執行部のもとで、大多数の党員は奴隷のような存在になっているのです。
 ―― それでは日本には希望がないのですか。
 森田 東京(中央)の指導者は堕落してしまい、道義の面でも知的な面でも貧しくなりましたが、地方にはすぐれた指導的な人材が育ちつつあります。アメリカのブッシュ政権に追従した小泉純一郎政権の地方・地域つぶしの政策の結果、地方・地域は貧しくなりました。しかし、この中からすぐれた指導者が生まれてきています。時間はかかりますが、彼らが、日本の政治を変える力になると思います。
 ―― しかし、私たちが日本を旅して感ずるのは、日本国民全体があきらめてしまっているようなのですが…。
 森田 たしかに希望がなくなった日本国民の中に「あきらめ」と「絶望」とニヒリズムが広がっていることは事実です。そんな中から「このままではよくない」と考える地域のリーダーが出てきているのです。日本には希望がまだあります。
 ―― 日本はどんな社会をめざしているのですか。
 森田 戦前の日本はドイツをモデルにし、1930年代にドイツのヒトラーと同盟して戦争をやり、敗北しました。大きな失敗をしたのです。戦後はアメリカと一緒に、というアメリカに追随して生きてしましたが、これも失敗しました。経済が崩壊しました。道徳も乱れしまいました。日本国民は新しいモデルを求めています。私は、日本オランダに学ぶべきだと主張しています。
 日本国民がめざすべきは「平和・自立・調和の日本」をつくることです。平和主義の根本は日本国憲法です。「自立」とは「アメリカからの自立」です。これからの日本は自立の方向へ動きます。「調和」については、私はオランダ型の「調和社会」をめざすべきだと主張しています。この方向への国民的合意ができれば日本の再生は可能です。
 ―― 当面の経済危機を乗り切る方策はありますか。
 森田 あります。一つだけ申します。「政府貨幣」の発行です。これができれば、日本経済は立ち直ります。政界の合意をとりつけるには困難がありますが、これができれば、日本経済の再生が可能になります。    
(転載はここまでです)

  


Posted by take at 15:06Comments(0)雇用

2009年02月25日

雇用のミスマッチ(4)472倍!吹田市の採用

経済対策として吹田市が緊急に採用試験を行ったところ、5人の枠に2782人が応募、2362人が受験したという。
「年齢制限を撤廃したこと」で40代以上の応募者が30パーセント以上となったというが、それでも対象は59歳までとしたという。行政も企業もいつまでも年齢差別をするべきでない。経験豊富な人材確保のためには「年齢制限」などいらない。つまり、差別してはならない。なぜ差別するのか?とてもシンプル。現在組織の中にいる人々の雇用、あるいはその地位を守るためだ。
公務員や会社員の知り合いがいつも口にしているのは「うちのところは使えない人ばかり」。
会社に入った若者の多くが口にする言葉は「会社に手本となる人がいない」「会社に尊敬できる人がいない」。
では、なぜ、彼らが仕事を持っているのか?これこそがミスマッチだ。
吹田市の採用試験に合格する方々に会ってみたい。それこそ「優秀」なのか、それとも今、現在の吹田市の職員を困らせないためにも「そこそこ」の方が合格するのだろうか。



  
タグ :社会雇用


Posted by take at 14:46Comments(0)雇用

2009年02月25日

雇用のミスマッチ(3)「鈍感な記者の『ヘロヘロ』報道」

リベラル21というブログに素晴らしい意見があった。
しかし、職を失い、職を求めている人が溢れているこの時代、これほど「鈍感」でも高給取りで知られる新聞記者になれるのが日本の不思議なところだ。日本で最も雇用がミスマッチである分野の一つがテレビ・新聞・通信社などのジャーナリズムであり、これが日本の悲劇だ。それにしてもいつまで人々は新聞を購読するのであろう。
以下リベラル21からの転載。
《小さかった中川の「ヘロヘロ」会見報道》
半澤健市 (元金融機関勤務)
 中川昭一前財務・金融相辞任の直接の原因は、09年2月14日のローマにおけるG7後の白川日銀総裁との共同記者会見で「ヘロヘロ」(または「もうろう」)となって、まともな問答ができなかったことである。その場面がテレビと写真で世界に配信されたからである。
ところが、「ヘロヘロ」会見は、最初、日本の新聞に極めて小さく報道されただけであった。東京の日刊紙が最初に報道できたのは、2月16日(月)の朝刊である。私がチェックした限り、同日朝刊6紙の報道は次の通りである。
・朝日 安川嘉泰記者署名の記事。社会面。
・読売 矢田俊彦記者署名の記事。経済面。
・毎日 藤原章生記者署名の記事。二面。
・産経 AP記事転載と読める記事。二面。
・日経 藤田剛記者署名記事。経済面。
・東京 共同電の記事。総合・核心面。
読売は写真がなかった。他の5紙には、中川1人または白川日銀総裁と2人の写真が載っている。写真は全てAPのクレジットがあり、日本人カメラマンはいなかったようである。なお、「スポーツニッポン」と「スポーツ報知」は2紙とも、6段ほぼ全面のスペースを割き、写真(AP)も2種類を掲載した。
《職務放棄、職業的怠慢ではないのか》
 情報量が比較的多いスポーツ紙を除き、記事はいずれも短いもので問題の重要性を認識していたとは感じられない。つまり日本の新聞社は「極めて小さく報道」したのである。一面トップでもいいスキャンダルに対して極めて鈍感である。日本人記者はその場で中川に向かって「あなたは健康に問題がないのか」「酒を飲んだのか」「午前までの国際会議中もそんな風だったのか」と聞くべきであった。それをしなかったのは職場放棄、職業的怠慢だと思う。その後、私が各紙の報道を読んでわかったことは次の通りである。
・G7初日である13日夜の、中川と財務省幹部の懇談(軽食だという)には、男性2名女性2名の記者(うち1名は読売)が同席した。懇談会は深夜0時半まで約1時間50分におよんだ。中川はジントニックを3、4杯飲んだ。14日の会議は午前8時半開始であった。
・14日の中川の昼食には、財務省幹部、通訳のほか読売新聞女性記者1名(13日の同席者)が同席した。中川がワインを注文して少量を飲んだ。
・14日の昼食と「ヘロヘロ」会見の間に約15分間、ロシアのクドリン副首相兼財務相と会見したが、その時も「ヘロヘロ」状態であったらしい。同席したロシア外交官は、中川は「頭のスイッチが切れたようだった」と語っている。
・「ヘロヘロ」会見後には、中川は予てからの計画通り、バチカン市内を約2時間観光した。まだフラフラしていて、触ってはいけない「ラオコーン」像に素手で触れて警報装置が作動した。
《何故こうなるのだろうか》
 本件フォローの過程で各紙は、外国メディアが興味本位に報道していることに話題を転じていった、また中川の酒癖は以前からだと書いている。バチカン観光での失態などは一週間も遅れてやっと報道した。「他人事のように言うな。お前の問題だろ」というのが、私の率直な印象である。
何故こういうことになるのか考えてみた。いくつかのケースが考えられる。
第一に、記者が問題の重要性を認識せず小さな報道でよいと思ったのではないか。つまり記者が能天気だったと私は思うのである。
第二は、記者は「ヤバい」事態だと考えて意識的に報道をしなかったのではないか。つまり外国記者からコトが露呈すると想像できなかったと私は思うのである。
第三は、記者は記事を出したが記事選択の過程で縮小されたのではないか。何らかの自主規制が働いたのであろうと私は思うのである。ナアナアの仲で記者は批判的な記事を書けるのであろうか。しかも、多くの記事が「中川の酒癖はみんな知っていたことだ」などと書いている。立花隆が田中角栄のスキャンダルを暴いたときと同じセリフである。
 『東京新聞』の「応答室だより」は読者の反応を伝えるコラムである。2月19日の同欄は「中川前財務相に非難殺到」を見出しにしている。その中に「日本が笑いものになったのに、本紙の第一報の扱いは小さすぎた」という読者の声があった。
同じく『東京新聞』夕刊のコラム「大波小波」(2月20日)は次のように書いている。
▼記事というより映像が放映されて問題視されたわけだ。現場のペン記者たちは酩酊会見を一つのニュースと感じなかったのか、との疑問を多くの人が持つ。まともな質疑ができない財務相の態度をただす質問は、テレビで見る限りなかった。/映像の威力をあらためて感じながらも、ペン記者の力の衰えを憂慮する。
新聞記者は大臣と飯を食うために同行するのか。報道すべきことを報道しないで良いのか。これが私の結論である。
(以上リベラル21からの転載)  


Posted by take at 01:22Comments(0)雇用

2009年01月30日

「雇用のミスマッチ」?(2)

 「ジャーナリズム崩壊」の中で上杉隆氏は北海道新聞と朝日新聞の最終面接まで残っていたが不採用となったと語っている。自民党の鳩山氏の秘書をやっていたため、「そこまで色がついているとね」と言われたという。「色」ってなんだろう?新聞社で働いているのなら分かりやすく説明してもらいたい。ありそうかもしれないけど存在しないことにこだわる人が多いですね。
メディアは「雇用のミスマッチ」を報道しているが、まさにその「雇用のミスマッチ」は日本の大手メディアでも起きているのでは。朝日新聞や北海道新聞に不採用とされた上杉氏はベストセラーを出し、その後も活躍し続けている(彼の著書からは朝日、北海道新聞以外にも数社を受けたような印象を受ける)。その一方で、自らニュースをつくってしまう大手メディアの方々が多いこと。先日の下着を盗んだ毎日新聞の次長さん、ラーメン屋で暴れて現行犯逮捕された読売新聞の次長さん、産経新聞によると、NHKの職員さんは高知のコンビニエンスストア内で女性のスカートの中を小型カメラで撮影して、県警から事情聴取を受けているとのこと(カメラ持参で他に取材に行くところないのかよー)。そういえば、読売の記者さんも常磐線の電車の中で高校生にタッチしたっけ。  


Posted by take at 20:39Comments(0)雇用

2009年01月27日

「雇用のミスマッチ」?

「雇用のミスマッチ」のニュースでは、仕事を探す側がいつも責められているようだ。
「応募したのに元派遣社員はほとんど来なかった」「応募があっても、技術不足で専門職に就けない」など。
事実かもしれない。しかし、会社側の年齢差別、性差別も批判するべきではないのか。
なぜフェア・ゲームができないのか。
下着を盗むような人間が大新聞の支局次長をやっているとは...。アメリカでは聞いたことがない。
「雇用のミスマッチ?」かな。

「窃盗・住居侵入:容疑で毎日新聞記者を逮捕--熊本県警
毎日新聞 2009年1月25日 東京朝刊」  


Posted by take at 23:16Comments(0)雇用