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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年04月11日

山梨の農業女性とマイクロソフト社

「今の時期はちょうど桃の花が満開です」と取材先の方に言われ、訪れてみると、たしかに、桃色のじゅうたんが敷き詰められているようだった。とても天気が良かったので、桃の木(写真)も気持ちよさそうに手を大きく広げているように見えた。

訪れた山梨市の東後屋敷地区の桃は大変味が良いという。

しかし、ここも後継者不足が問題だという。外国の野菜や果物がダメで、国内産を好む人が非常に増えてきているが、この問題を考えなくてはだめだろう。もちろん、40%の自給率の問題も考える必要がある。

「山梨は何度目ですか」と聞かれ、困った、もしかしたら、初めてかもしれない。中央道で通るが山梨で降りた記憶は一度もない。

数日前までこの取材自体あるかどうか決まっていなかった。9日に現地を訪れ、夜遅く帰宅。昨晩、本社に記事を送った。新聞社が今週より毎週1度発行する週刊の新聞に掲載する予定だという。

マイクロソフト社の支援により、山梨県で農業に従事する女性24名がITとビジネスに関する講習を受講。ほとんどの方がPCを触れたこともなかったようだが、現在は一人一人がブログを更新、3月上旬には「山梨とれたて直送便 やまなしときめきネットショップ」を立ち上げた。皆さん、かなりやる気まんまんのようだ。

大きな会社が関わると大メディアも取材するようだ。しかし、やはり、現地を訪れるべきだと思う。大変勉強になった。  


Posted by take at 19:46Comments(0)農業

2009年03月17日

NPO 畑の教室 白石好孝

 15日(日)に練馬区大泉町にある白石農園にお邪魔してきた。住所を間違えてしまったため、10時ぎりぎりに到着。途中、他の農園でここが白石農園かと尋ねると、「白石農園はもっともっと大きく、とてもきれいな場所。こんな汚いところとぜんぜん違う」と言われた。
白石氏はNPO畑の教室の理事。「ぶどうの木」の著者、坂本洋子氏同様、彼もとても説得力のある、大変興味深い話をしてくれる。「20分くらい時間があるので、質問に答えますよ」と言っていただき、インタビューが始まる。気がつくと、2時間以上経っていた。ほんとうに素晴らしい話を聞くことができた。この仕事はやめられない。昨日記事を書き上げ、本社に送った。
「食の安全」でメディアが騒いでいる影響もあるのかもしれない、あるいは、不景気の影響かもしれないが、現在、都市農業は大変人気がある。この日、練馬区だけで1500人が14カ所で体験農園を始めたと言う。白石氏は13年間続けてきたが、最近は若い人が増えているという。白石氏の体験農園はなんとリピーターが9割。30平方メートルの土地を1年間借りる。ある利用者いわく、収穫した野菜を計算して、そこからその利用料を支払っても、8万円から9万円の利益があるそうだ(もちろん、労賃はゼロで計算している)。
かつてバブルの頃、ある著名な経済ジャーナリストが「練馬の農地が土地高騰を招いている原因」だと言っていたそうだ。しかし、白石氏は、現在、社会から今まで以上に必要とされている。
イギリスのBBCなど海外の主要メディアも彼に取材に来たという。取材慣れしているというよりは、地に足が着いた(down to earth)人だから、彼の話はそれだけ魅力的なのだろう。フワフワのテレビばかりから情報(つまり、誇張ばかり、深い意味のない内容)を得ている人などは、白石氏の話を聞いたらカルチャーショックを受けるのではないだろうか。  
タグ :社会食事


Posted by take at 21:50Comments(0)農業