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2009年02月27日

雇用のミスマッチ(6) みのもんた氏に関して

大阪難波の焼き鳥屋でヒデ君と久しぶりに話をしていると、彼がメディアの話題を持ち出してきた。
すると、今までの明るい表情から急に言葉を荒げ、「みのの意見なんかいらんわ!情報よこせ、情報!あれはニュース番組やろ!」とTBS(東京では)の朝のニュース番組に怒っていた(彼はお酒がとても強いので、酔った勢いで言ったわけではない)。
ヒデ君の家は以前商売をやっていて、彼の親が一人一人のお客さんを大事にしてきた話を何度となく聞いた(多くの商売人の方がそうであるように)。テレビ局と異なり商売はいいかげんな気持ちでできないという。
アメリカのジャーナリストやメディア、政治学の教授が報道に関して話すとき、"Public good(公共の利益)"という言葉をよく使う。報道に携わる人間は公共の利益のために仕事をする、ということだ。が、日本のメディアでは「公共の利益」どころか会社の利益が最優先だ。日本のテレビでは芸能人がニュース番組の司会をしたり、ニュース番組のリポーターとして登場してくる。あるいはそのニュースを「議論」までしてしまう(もちろん、自分たちで調査や取材していないので突っ込んだ議論はできない)。彼らが登場してくるのは視聴率を獲得するためだ。それに対して日本のジャーナリストや学者は批判をしない。批判しないどころか、協力する者まで登場する。"Public good(公共の利益)"は犠牲になり、彼らの利益が優先される。
ヒデ君が怒るのも当然だと思う。庶民から遠い存在の人間の意見など聞いてもしょうがない、ということだ。
別の友人であるベティさんは言う。「みのがニュースを読んだ瞬間、その番組は終わった」と。



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Posted by take at 20:36│Comments(0)雇用
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