2010年06月28日
「普天間」はどこへ?今度は「消費税増税」?
「普天間問題」はどこに行ったのか?鳩山辞任の後、急に議論されなくなった。基地建設に使われる税金は話し合われず、消費税増税の雰囲気は作り出される。そんなプロパガンダを大量に消費している国民も消費税増税はやむなしと思うのだろう。日本の場合、多くの人がそうだと思っていること、よく聞かれることが「真実」だと錯覚しているから。
第18回草の実アカデミー
消費税ゼロ
不公平税制の是正で31兆8262億円の財源が生まれる!!
7月17日(土)
消費税ゼロ
不公平税制の是正で31兆8262億円の財源が生まれる!!
講師 富山泰一氏(税理士・不公平な税制をただす会事務局長)
日時 7月17日(土)1:30開場 2:00開始 4:45終了
場所 新宿区落合第1地域センター 第1集会室B
http://www2.odn.ne.jp/~hak32900/index.html
新宿区下落合4-6-7
03-3954-1611
交通 西武新宿線・下落合駅徒歩5分
資料代 500円(会員無料)
主催・問い合わせ先 草の実アカデミー
FAX 03-3916-2676
TEL 03-3916-2664(火・木・土日祝)
菅直人新総理が消費税10パーセントの増税を口にし、自民党も消費税10%と言っています。さらに大マスコミは「消費税増税やむなし」という雰囲気を意図的に作り出しているようです。
あやしいと思いませんか?
なぜなら、昔のような所得税の累進課税強化・株や資産課税、大企業に対する租税特別措置の廃止などが、まともに論議されないのに、なぜか消費税だけ上げろという論議が先行しているからです。
極端な格差(格差から階級格差に移行しつつあるのではないか)を放置し、非正規労働者(パート・派遣・契約)の待遇を放置したまま消費税を上げれば、貧乏人殺害計画となる。
私はそう思っています。
現在のような税収不足を産んだ原因は、大企業・高額所得者・資産家から税金を取らずに大減税を続けてきたからです。
そのうえ大儲けした利益を労働者や下請けに分配せずに役員報酬や株主配当に配分し続け、なおかつその残りを大企業の懐にしまい込んだからではないでしょうか。
講師の富山泰一氏が主宰する「財源試算研究会」の2010年度試算では、国税18兆9472億円、地方税で12兆8790億円、合わせて31兆8262億円の財源が生まれるという。
消費税も不要で財源がこれだけ生まれると試算する富山氏に語っていただきます。ぜひご参加を、そして「なんで消費税の話ばっかりするの?」と疑問に思っている方、話を聞いてスッキリしてください。
草の実アカデミー 執行委員長 林克明