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2009年08月23日

MSN産経、金子聡さんの「民主党が圧勝しない理由」

MSN産経、金子聡さんの「民主党が圧勝しない理由」

政治部デスクの斜め書き 民主党が圧勝しない理由 

 

このタイトルを見て記事を読んでみたが、まったく説得されない。「圧勝しない」のなら、自民党か他政党がその分議席を獲得できるはず、だが、それはなぜか、というのがまったく書かれていないのだ。民主党が言われるほど議席を伸ばせないという具体的な理由や数字も出ていない。やはり、ただ、そのように思いたいだけなのか。

 

最近の世論調査では民主党は300議席を超す勢いだという。民主党が、あるいは、鳩山由紀夫代表が素晴らしいわけではまったくない。自民党がひどすぎるのだ。衆議院を解散してから、党のイメージがよけい悪くなったような気がする。それは最近の世論調査にも反映している。

 

4年前の選挙では民主党の岡田代表(当時)が登場する政党コマーシャルのレベルの低さが笑われたが、今回は、麻生氏が登場する自民党のコマーシャルがそんな感じだ。このコマーシャルの他にも、「責任力」というスローガン、「日本を考える夏にしてほしい」、民主党や鳩山代表が「ぶれている」という麻生氏の批判などを聞いたりしていると、この党は勝つ気がないのだと思ってしまう。イメージがいっそう悪くなるばかりだ。

 

それにしてもなぜここまで自民党が苦戦しているのだろう。「民主党にも政権をとらせてみてもいいという人が多くなった」というレベルではまったくない。メディアは、その「なぜ」を報道しない。「なぜ」が存在しないニュースになっていないだろうか。では、なぜ、「なぜ」を報道しないか。その「なぜ」に自分たちが関与してきたからだ。メディアが煽り続けた「郵政民営化」や「小泉構造改革」に対する反発が起きているのだ。小泉氏の「構造改革」によって、保守系の地盤であった地方が切り捨てられ、格差が拡大したからだ。しかも、その検証や反省がまったくないことに怒っている人は多い。