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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年04月22日

「なぜ授業料を3回も払わなければいけないの」

昨年知り合った20代前半のN君は話していておもしろい。彼は英語もそこそこできる。高校のとき、担当の英語教師があまりにもひどい教え方をするので、クラスメートの前で授業中何度かやりあったという。とくに、その教師の分詞構文などの説明はまったく下手で、放課後、彼がクラスメートに分詞構文を教えたこともあったそうだ。
(分詞構文はけっこう教えやすいと思う。)

彼は公立高校に通っていたので、そのような教師は「税金ドロボー」だという。もし、彼が私立高校に通っていたら、授業料を2度払っていることになっていただろう、という。しかも、なかには予備校に通っている私立高校生もいるので、授業料を3回払うことになると主張する。

「中学校や高校の教師がしっかりすれば、予備校や塾に通う必要はないんです」

もう何十年も前から言われていることだ。

しかし、彼を担当した英語教師はほとんどが「ダメな」教師だったという。あまりにもひどいので、彼の家族も学校に文句を言いに行ったという。そして、そのうちの一人はN君が通っていた学校を去った。別の学校に異動になったらしい。 彼が私立高校生で、放課後、予備校に通っていたら、「なぜ授業料を3回も支払わなければいけないの」と言っていただろうと話す。

豊島区の私立高校に通っていた別の生徒は、英語の教師の発音があまりにもひどいので英語が嫌いになったという(ぼくも気をつけたい)。彼女は海外でホームステイしたことがあり、小さい頃から英語の勉強に熱心だったので、わざわざ「英語教育に力を入れている」その私立高校に入学した。この学校の授業料は安くないが、彼女の家族はとくに文句を言わなかった。日本の消費者はおとなしい。
  
タグ :英語教育


Posted by take at 11:06Comments(2)消費者