2009年03月25日
イチローは東京地検もKO
イチローのヒットが決勝打となり、WBCで日本チームは韓国に5-3で勝った。今までパッとしなかったイチローが決めた優勝ということもあり、メディア(とくにテレビとスポーツ新聞)の力の入れようはものすごい。小沢一郎民主党代表秘書の起訴のニュースはかすんだ。しかし、新聞はどうしても小沢代表をやめさせたくてしょうがないようだ。「党内にくすぶる辞任論」(読売新聞)のように。しかし、今の日本では、そんなつまらないニュースより「WBC日本代表優勝でマクドナルドがハンバーガー全品を値引き」(オリコン)の方が「大切」だと感じている人は少なくないだろう。(あるいはイトーヨーカドーのWBC優勝の記念セールなど)
小沢氏は総理でも大臣でもなく、野党の代表。読売さんや産経さん、相変わらず意地悪い報道ばかりしていないで、「西松建設献金事件」で同じような献金を受け取ったと報道されている現役の大臣(二階俊博経済産業相)や元総理大臣(森喜朗氏)にもお話を聞いてみたら。
何が問題かは政治評論家の森田実氏が指摘しているので、ここに転載させてもらう。
(森田氏が指摘している「公平さ」「冷静さ」「社会的責任」などメディア(現在では政治団体のような存在)にはないだろう)
小沢氏は総理でも大臣でもなく、野党の代表。読売さんや産経さん、相変わらず意地悪い報道ばかりしていないで、「西松建設献金事件」で同じような献金を受け取ったと報道されている現役の大臣(二階俊博経済産業相)や元総理大臣(森喜朗氏)にもお話を聞いてみたら。
何が問題かは政治評論家の森田実氏が指摘しているので、ここに転載させてもらう。
(森田氏が指摘している「公平さ」「冷静さ」「社会的責任」などメディア(現在では政治団体のような存在)にはないだろう)
2009.3.21(その1)
森田実の言わねばならぬ【219】
平和・自立・調和の日本をつくるために[219]
大新聞よ、「関係者によると」報道はやめるべきである。検察当局の広報機関化する日本のマスコミ――マスコミは大本営発表を報道するだけだった戦前の日本の報道機関の過ちを繰り返してはならない。
「失敗の最たるものは何一つそれを自覚しないことである」(カーライル)
西松建設をめぐる最近のマスコミ報道はひどすぎると思う。「関係者によると」という形で、政治家の政治生命を奪うような報道をつづけている。このやり方は卑怯である。「関係者」とは誰かをはっきり言わなければならない。このような形でオールマスコミが同じ報道をすれば、国民はそれを信じてしまう。いや、信じさせられてしまう。国民はマスコミによってマインドコントロールされてしまう。
さらにひどいのは、「特捜部は把握しているとみられる」という形で特捜部を絶対化する報道をしている。これでは、日本のマスコミは特捜部の手先と同じではないか。
マスコミは自立的でなければならない。マスコミは特捜部の広報機関になってはならぬ。公正中立な立場を捨てることは、マスコミの自殺行為に等しい。猛省を促したい。
マスコミは政治家の人権を踏みにじるようなことをしてはならない。われわれ普通の国民と同様、政治家の基本的人権は尊重されるべきである。魔女狩りのようなことをしてはならない。
マスコミは公平さと冷静さと社会的責任感を失ってはならない。「関係者によると」報道は、マスコミの自殺行為に等しい。改めるべきである。
以上森田実氏のホームページより転載
タグ :メディア
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Posted by take at 12:14│Comments(0)
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