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2009年10月04日

記者クラブ制度は差別制度

記者クラブは制度化された差別。
政府とメディアが協力してこの差別を続けてきた。なぜか?実力のない者(今までの政権とメディア)にとっては都合のよい制度だからだ。記者クラブに陣取って、政府の発表を「記事」やテレビの「ニュース」にしていればいいなんて、楽でしょうがない。防衛省でも他の省でも、記者会見で、大臣に「給付金を使いますか?」なんて同じような質問をしていた。

 

そんな差別制度のもとで記者をしていた方々が大学で教授として「メディア学」や「ジャーナリズム」を教えている。授業料を支払っている学生は、そのような方々に教えられるので、本当のジャーナリズムなんてわからない。先進国で、政府やジャーナリストが他のジャーナリストを排除するなんて国がどこにあるのか。

 

以下の私の記事で元NHK政治記者だった川﨑泰資氏は次のように話している(注・1年前に掲載されたものなので、当時はまだ自公政権だった)。

 

「劣化する日本メディアの再生の道は記者クラブ廃止」

 

今の大手マスコミは「会社の広報と同じ。政治記者が政府自民党の広報をやっている。こんなにひどいジャーナリズムはない。日本のメディアは権力を追及しないんだ。追及していたら、とうの昔に自民党政権は終わっているよ。メディアは自民党に対抗しようとする勢力に対して、すぐにケチばかりつける。自民党の連中が言っていることと同じことを記者が言っている」

 たしかに、小沢一郎にも民主党にも問題があるが、ジャーナリズムは、日本の社会にとって、今、何が大切かを考えるべきだと川さきは強調する。「権力は自分の力で何でもできる。その権力をチェックして、世の中のバランスを保つのがジャーナリズムの役目でしょう。しかし、メディアの方から自民党に歩み寄っている。そのほうが、自分たちにとっても、自分の社にとっても安全だと思っている」

(中略)

 「(報道機関の)トップがジャーナリズムを知らない。上司がジャーナリズムを実践していない、だから日本のジャーナリズムは敗北した、死んだと言っているのですよ。大きな組織の中でジャーナリズムを貫徹しようとすればクビになるか、クビにならないまでも左遷される」

(記事の抜粋ここまで)

 

ジャーナリズムを実践していたら、広告やコマーシャルには出ないでしょう。




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