「お笑い記者クラブ」

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2009年01月25日 22:22

「ジャーナリズム崩壊」上杉隆著、幻冬舎新書

日本では権力に都合の悪いことは教えないようだ。そのよい例がジャーナリズムや自尊心など。
アメリカだと中学校や高校からジャーナリズムを教えていたと記憶している。
地元の新聞社でバイトをしていた高校生もいた。だから、大学に入ってくるなり、18,19歳の学生が大学の新聞の記者として活躍していた。日本では「ジャーナリズム」という言葉すらあまり浸透していない。「記者クラブ」問題はほとんど知られていないのでは。それにしても最近の新聞も広告が多く、テレビのニュースもCMが多い。記者クラブに入っていても、あまりニュースを流さないのだから、記者クラブは解放するべき。
朝日新聞や北海道新聞が上杉氏を雇うわなかったのは政治家の「色」のせいだというのはほんとうにお笑い。
優秀な記者に入ってこられると自分たちが困るからだ。
「ジャーナリズム崩壊」は必読書。記者クラブが日本社会の諸悪の根源だということがよくわかる。

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