夫の暴力、3割が経験、「命の危険感じた」1割以上

take

2009年03月26日 20:03

「悪いのはあなたでない」「暴力をふるったほうが悪い」「我慢してはだめ」
これらは取材でよくお世話になる「スペースえんじょ」のミエさんが暴力を受けた女性に最初にかける言葉だ。
「暴力を受ける私も悪い」と考えがちな女性がかなり多いという。「おまえが悪い」と何回も言われると「そうかな、そうだな」と思ってしまうようだ。つまり、相手は洗脳してくるわけだ。DV犠牲者の周囲にもそんなひどい言葉をかける者がいるという。
男性からの凄まじい暴力の話は何度も聞いた。

参考
日本DV防止・情報センター[あなたの今、子どもたちの明日のために]

ウィメンズネット・こうべ

アジア女性センター

「知っていますか?ドメスティック・バイオレンス一問一答」

DV被害 既婚歴女性の33.2%が「受けた」
J-CASTニュース 2009/03/25
内閣府は2009年3月24日、「男女間における暴力に関する調査」を発表した。
内閣府「女性に対する暴力」に関する調査・研究
配偶者から暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)を受けたことがあるか聞いたところ、「身体的暴行」「心理的攻撃」「性的強要」について、「何度もあった」「1、2度あった」と回答した既婚歴のある女性は33.2%。男性17.7%だった。女性1358人、男性1077人が対象。
また、配偶者から何らかの被害を受けたことがある人(女性451人、男性191人)を対象に、「命の危険を感じた経験があるか」質問したところ、女性の13.3%、男性の4.7%があったと回答している。
調査は08年10月~11月、全国の20歳以上の男女5000人を対象とした。有効回収数は3129人で内約は女性1675人、男性1454人。

関連記事