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2009年10月18日

メディアから見る「現実」

先日、ある人が、新聞やテレビからの情報は「信じなくてはいけない」と話していました。そうでしょうか?

 

新聞やテレビから知る「現実」は権力に都合のよい「現実」です。大手メディアのジャーナリズムには、日本の社会を反映させようという態度がまったく見られません。

 

記者クラブの問題でもわかるように、大手メディアと政府にとって都合の悪いことはほとんど報道しません。

 

新聞の文字が大きくなったことにより、「読みやすくなった」という読者の声は大きく紹介しても(つまり、自分たちの宣伝になるから)、これは事実上の値上げではないか、という批判の声は同じような取り上げ方をしません。まぁ、新聞社の中にもこの「値上げ」に気がつかない方もいるようですが。

 

多くの人が、政治的(政党、政治団体など)、経済的(企業など)、社会的に(宗教団体など)メディアを利用したいと思うでしょう。また、自分たちに都合のいい「現実」をメディアに報道してもらいたいと思うでしょう。力はかなり衰えているといえ、やはり、日本における大手メディアの影響力は強大です。メディアの仕事をしている人であれば、そのような利用したい勢力に気を付ける必要があります。

 

日本の大手メディアの問題は、そのような勢力に気を付けるどころか、彼らに直接的、間接的に協力していることです。例をいくつかあげると、政治で言えば、新聞業界は政治家(ほとんどが自民党議員)に献金もしてきました。経済で言えば、報道番組のスポンサーの企業や新聞紙面に広告をうつ企業に「親切」なだけでなく、鳥越俊太郎氏、国谷裕子氏や岸井成格氏のようにそのコマーシャルや広告に登場してくるので話になりません。ジャーナリストがコマーシャルや広告に登場することにより、ジャーナリズム全体の信頼を落としているのです。このくらいのことは、大学のメディア学の授業でもちろん教えていることでしょう。そういえば、鳥越さん、一時、関西大学のメディア学の教授さんでしたね。

 




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