2011年07月30日
「原発の闇を暴く」広瀬隆 明石昇二郎
「原発の闇を暴く」広瀬隆 明石昇二郎
やっと読み始めることができたが、日夜、大手マスコミから流されているプロパガンダ漬けの日本人にとってはとても重要な一冊だということがすぐ分かる。
広瀬氏も明石氏も自ら取材、研究し、海外メディアの報道にも詳しいので説得力がある。原発の報道に関して、明石氏は次のように述べている(メディアに言及しているうちのほんの一部)。
「“識者”や“専門家”“科学者”の中には原発に反対する人も多くいるのですが、彼らが報道に登場する頻度は原発推進派のそれに遠く及びません。『不偏不党』『中立公正』とは名ばかりで、明らかな偏向報道状態にある。」