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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年02月03日

「新聞・テレビ 勝者なき消耗戦」

「新聞・テレビ 勝者なき消耗戦」

週刊ダイヤモンド 

なにか、今さら何を言っているのだろうか、とも思ったが、この雑誌を買ってみた。たしかに興味深い内容が多かったが、大手メディアの報道はつまらないし、ひどすぎるのは今始まったことでない。

 

山手線の内側ばかりで報道しているなさけなさ。フェアな情報は与えないけど、世論「調査」は大好き。新聞は記事よりも広告ばかりが目立つ、テレビの「ニュース番組」にもCMの時間が多すぎ、しかも、芸能人が政治や社会問題にコメントしてしまう。いくら寛大な心の持ち主とはいえ、日本の人々はここまでひどいメディアをいつまで許すのだろうか。

 

12月のメディアのサーカスぶりもすごかった。12月7日の市川海老蔵の記者会見には記者が500人、テレビカメラが60台も並んだという。そのおよそ10日後には大桃美代子のツイッターの書き込みの件でメディアは大騒ぎ、まさしくメディア・サーカス状態。それにしても、これがニュース?私たちの生活に何か関係ある?

 

以前にも書いたが、この人数とエネルギーで年金や医療問題、雇用問題を取材し、議論を展開したら、日本の社会はかなりよくなると思うし、働いている側も充実感を感じるのではないか。個人のプライベートの問題を「不倫だ」「不倫だ」と騒いで何が楽しいのだろうか。なさけなくないのだろうか?ほんとうに人生を無駄に過ごしていると思う。

 

ここまでひどいメディアがあるかぎり、誰が首相になっても社会はよくならないだろう。