2009年12月08日
諸悪の根源「記者クラブ」廃止に向けて
以下、人権と報道・連絡会からのお知らせです。
第25回人権と報道を考えるシンポジウム(2009年12月12日)のご案内
1985年に発足した人権と報道・連絡会は第25回シンポを開きます。
テーマは《官僚・メディアと新政権――記者クラブ廃止に向けて》です。記者クラブ廃止を目指すための議論をするには最高のメンバーが揃いました。ぜひ、参加ください。
詳しいことは http://www.jca.apc.org/~jimporen/sympo/2009.html をご覧ください。
日時:2009年12月12日(土) 午後1時半~5時
場所:東京学院(水道橋)
資料代500円(申し込「アドバルーン記事」「新聞辞令」などがはびこってきた。それが国会や民主主義の軽視に、つながってきたのではないか。
大手メディアの記者自身が、官僚化していたのではないか? 警察官のリークは公務員の守秘義務違反ではないのか。こうした視点からの発想の大転換が必要だ。
鳩山政権は発足と同時に「事務次官による定例記者会見の廃止」を宣言し、官僚のメディア誘導に釘を刺したが、大手メディアはこれを「国民の知る権利」無視として一斉に反発した。鳩山氏は5月の民主党代表就任会見で、「政権を取った場合、記者会見を記者クラブ員以外にも公開する」と明言したが、これも大手メディアの「水面下の抵抗」を受け、会見を「部分開放」した外務省など、まだ一部にとどまっている。
今や、大手メディア自身が「改革への抵抗勢力」となっているのではないか?]
【パネリスト】
沖縄密約の情報公開を求める 西山太吉さん(元毎日新聞記者)
長野で記者クラブを廃止した 田中康夫さん(衆議院議員)
記者クラブ制度と闘い続ける 上杉 隆さん(ジャーナリスト)
英国インディペンデント紙特派員 ディビッド・マックニールさん
パネリストのプロフィール詳細はHPでご覧ください。
【司会】
人権と報道・連絡会世話人 浅野健一さん(同志社大教授)
主催 人権と報道・連絡会
2009年12月08日
「事業仕分けに記者クラブを(笑)」 上杉隆
上杉さんはいろいろなところでご活躍ですね(タイトルをクリックすると月刊チャージャーの記事にいきます)。
大昔から問題だった記者クラブがやっと人々に知られてきているにもかかわらず、大手メディアは頑なにこの問題を報じない、議論しない。「郵政民営化」をあれだけ、煽って、まったく反省がない。1年しか持たなかった安倍さんの応援団だったにもかかわらず(もちろん自公政権の広報機関だったにもかかわらず)、その反省もまったくない。しかも、新聞業界は政治献金までしている。