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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年10月03日

メディアは「イメージ・メイキング産業」(1)

新聞、通信社、テレビなどのメディアは「イメージ・メイキング産業」だという批判をよく聞く。メディアは、最近の仕事として、鳩山首相や一部の大臣や自民党議員らのよいイメージを一生懸命つくろうとしている、と感じるのは私だけか。

 

以下は、9月29日の時事通信の「ニュース」だそうだが、最初読んだとき、自民党の広報誌かと思った。

 
防衛のエキスパート=石破茂氏・自民党新3役の横顔

 防衛相、農水相などを歴任した政策通で、党内屈指の論客として知られる。麻生内閣の農水相在任中は、事故米問題などを受けた農水省改革に取り組む一方、主食用米の生産調整(減反)政策の見直しを主張し、党内の農林族議員から猛反発を受けた。(中略)軍事関連の知識の豊富さは「オタク」の域に。戦闘機のプラモデル作りが趣味。

(記事はここまで)

 

タイトル「防衛のエキスパート」と最後の「軍事関連の知識の豊富さ」を見て思わず笑った。そりゃあ長いこと大臣だったのだから、知識が豊富だろうしエキスパートだろう。知識が豊富でないと、国民も困る。


文末の「戦闘機のプラモデル」の話なんかどうでもいではないか。それよりも、
イージス艦あたごの漁船衝突事故や、最近の自衛隊の不祥事などはまったく言及していない。一番近いポジションで仕事をしている記者たちは、何を取材しているのだろうか。記者クラブに陣取って、まともな報道もできていないではないか。ほんとうにとことんレベルが低い。時事通信の方々は、三宅勝久氏の「自衛隊員が死んでいる」(花伝社)や「自衛隊という密室--いじめと暴力、腐敗の現場から」(高文研)を読んだ方がいいのではないか。


参考までに

石破大臣の答弁は支離滅裂、3機のヘリの謎を語れず。保坂展人