2009年06月25日
「落下速度が加速する麻生自公政権」 森田実
東国原知事のニュースはまさにメディアサーカス。東国原サーカス100パーセント。東国原の政策、スタンスはゼロ。視聴率で他社に劣らないよう、どこも同じニュースを流す。ただ騒いでいるだけ、しかし、実際は、どこも劣っている。
「地方」「地方」って東国原も言うけど、東京のバラエティ番組出ている人間がどれだけ地方を理解できるんだ。自公政権もなめられたものだ。
下記は、それこそ、常に地方をまわり続けている政治評論家・森田実氏のホームページに掲載されていたご意見。
2009.6.24
森田実の言わねばならぬ【556】
平和・自立・調和の日本をつくるために[554]
《新・森田実政治日誌(44)》落下が止まらないどころか、さらに落下速度が加速化する麻生自公連立政権
「破れかぶれ」(やけを起し、自暴自棄であるさま〈『広辞苑』〉)
麻生政権は「やけくそ」になっているように見える。末期の吉田茂内閣(1954年末)に似ている。
6月23日付産経新聞に、産経・FNNが6月20日、21日に実施した合同世論調査の結果が掲載された。
これによると、次期衆院選の比例代表の投票先を尋ねたところ、自民党25.2%に対し民主党は45.9%で、20.9%の差がついた。麻生内閣支持率は17.5%(前回から9.9%急落)、逆に不支持率は72.7%(前回より11.8%上昇)。
22日に西川善文日本郵政社長の続投に反対した鳩山邦夫前総務相を更迭した麻生首相の判断について「適切」は20.2%。「鳩山前総務相の主張は納得できる」は62.2%、「西川氏は続投すべきでない」は75.0%に達した。麻生内閣は西川続投を選択したが、これは、国民の意思に反することであり、西川続投は一種の集団自殺的行為と見られている。
「誰が首相にふさわしい」では、麻生首相19.8%に対して鳩山代表51.6%。「討論に強い」でも鳩山代表62.1%に対し麻生首相21.9%。「麻生対鳩山」での総選挙において麻生首相の勝利は絶望的である。
国民の間に「自民党時代の終わりが近づいた」との声が広がっている。
それでも麻生首相の“わがまま”はつづく。これでは総選挙に勝つことは不可能である。
(転載ここまで)
2009年06月25日
再び「足利事件」の問題
菅家利和さんに関するコラムをオーストラリアの雑誌The Diplomatインターネット版に書きました。ごめんなさい、日本語訳なしの1週間遅れです。6月18日に掲載されていました。予想以上に反響ありです。
このコラムの下のほうを見ると今までのコラムも掲載されていますので、ご覧ください。
“Error highlights flaws in Japanese justice system”