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2009年04月15日

痴漢の報道と日本人のイメージ

J-CASTニュース 「防衛医大教授の痴漢に『逆転無罪』判決」

日本の人々が知らないところで自分たちに対するイメージがつくられている。日本の「女性専用車両」のニュースは海外ではかなり報道されてきた。あまりにも報道されたので、最近はなくなったかもしれない。数年前、サンフランシスコで休日を過ごしていたとき、地方局のニュース番組で唯一の国際ニュースがこのニュースだった。唯一の国際ニュースが!アメリカのメディアに対して怒った時は闘ってきたが、さすがにこのときは休日だったのでやめた。

このニュースは、日本人に対する固定観念を助長する。日本人男性は、海外では、もちろん国内でも「スケベ」だと思われている。「かおる姫」さんで大騒ぎするメディアを海外から来ている人はどう思うだろう。インターネットで日本語のサイトにアクセスしている海外の人々はどう思うだろう。

そう、我々が映像から得るのは情報ではない。イメージだ。つまり、テレビのニュースを見ても情報はほとんど得ることができない。イメージを得ている。彼らは勝手に「現実」をつくりだしている。最近はそこに芸人や役者が入ってくるから、話にならない。

「テレビのニュースから情報なんて得られるわけないだろう。映像からはイメージしか得られない。そんなの当ったり前だ」と政治とジャーナリズムを教えるアメリカ人教授は、そんなの誰でも知っていることだ、ぐらいの調子で話していた。

テレビのニュースを見てイメージを得ている人々と本やインターネットで質の高い情報を得ている人々との情報格差は拡大する一方。それは過去の選挙の結果を見てもわかるだろう。そういえば「郵政選挙」で踊らされた「?層」の話もあったっけ。

タグ :メディア

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この記事へのコメント
 こんばんは。

>日本の「女性専用車両」のニュースは海外ではかなり報道されてきた。

 そうだったんですか? で、日本には、そんなに痴漢が多いのか、という感想でしょうか? 女性専用車は男性差別であるとか、専用車というのはウソだとか、そういう意見はあるのでしょうか? 
Posted by ミスター差別 at 2009年04月21日 20:13
これはこれは、ご無沙汰です。ブログをご覧いただき、また、コメントまでいただきありがとうございます。「女性専用車両導入」は海外で思いっきり報道されてきました。ぼくは書いたことがありませんが。もちろん、すべての記事を見ていませんが、このサンフランシスコのテレビ報道はひどかったです。だって、唯一の国際ニュースだったんですよ。女性が触られるのを防ぐために導入された、という感じだったと思います。しかも、この時は大阪からのニュースだったと記憶しています。この海外メディアが大阪から何か他に報道したことがあるのかと思いました。ご指摘のような意見はないと思います。
Posted by taketake at 2009年04月21日 20:38
こちらこそ。

結局、「日本の男性はスケベ」というのが、かつての東南アジアだけでなく、欧米にも知れわたったと言うことでしょうか。

でも、真実は、「痴漢は、ごく一部」です。痴漢のほとんどは男性ですが、ほとんどの男性は痴漢ではありません。痴漢は、捕まるまで、痴漢を繰り返すから、捕まって出てきても、痴漢を繰り返すから、被害経験のある女性は多いのです。
Posted by ミスター差別 at 2009年04月22日 19:12
残念ながら、そのようなステレオタイプは以前から欧米でも存在していたと思います。

ご指摘なさっているような書き方をしていたアメリカの新聞もあったと思います。つまり、ほとんどはそうでない、という。報道する側は当然そのへんを気をつけなくてはなりません。

しかし、多くのメディア(とくにテレビ)はsensitivity(慎重さ、配慮)に欠けます。
Posted by take at 2009年04月22日 23:27
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