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2012年06月09日

「大新聞は読まない。テレビは見ない」


再び、政治評論家・森田実氏のツイッターメッセージより

 

 

1)「テレビは人間にとって危険である」(ルイ=フェルディナン・セリーヌ)日本の大マスコミは、きわめて危険な存在である。大マスコミは政治権力と一体化し、反国民的報道ばかり行っている。

 

2)6月4日付『日刊ゲンダイ』はマスコミ大批判の記事を掲載した。そのなかに私の次の談話が掲載された。読んでくだされば幸いである。《政治評論家の森田実氏はこう憤慨する。「これ(国民が反対している大増税の推進)が大マスコミの本質なのです。

 

3)彼ら(マスコミ)は、たまに正義漢ぶったことを書いたり、弱者の味方のフリをする。そうやって読者・視聴者をダマしているが、本質は、財務省や政治中枢と同じ権力なのです。国家の維持が最優先であって、庶民の命や生活なんて、どうだっていい。

 

4)このデフレ不況の中で大増税を強行する暴挙を、暴挙と感じない。躊躇もないのす。この体質は戦前から同じで、国体護持のために戦争を煽り、勝った勝ったとウソをばらまき、310万もの死者を出した。戦後はアメリカの手先となって日米安保強化と日本の属国化を進めてきた。

 

5)沖縄の米軍基地の固定化を批判する報道がありますが、それもポーズで、固定化を進めたのは大マスコミなのです。戦前・戦中、さらに戦後もずっと、国民は大マスコミの民主主義ぶった主張にダマされてきましたが、もういい加減、目を覚まさないと痛い目に遭うのはいつも国民なのです」

 

6)「国民がソッポを向くことが一番ですよ。大新聞は読まない。テレビは見ない。そうすれば、連中は潰れる。潰れないことには懲りないのです。読者や視聴者あって成り立っているのに、大新聞もテレビも国民の生活なんて眼中にない。

 

7)そんなもの(マスコミ)をわざわざ読んだり見る必要はありません。大新聞やテレビを見なくても生きていける。目が曇らず、もっと賢くなれるというものですよ」》(6月4日付『日刊ゲンダイ』の記事に掲載されたコメントここまで)


8)いまや第一権力となったマスコミをこれ以上のさばらせてはならない。野田内閣の反国民的な大増税優先政策を支持し支援する大マスコミは国民の敵である。

 

9)国民は、大マスコミを拒絶すべきである。大マスコミなどなくなっても、国民は生きることができる。いや、大マスコミがなくなれば、より良く生きることができるのだ。

 



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