2011年02月04日
「政治家はどこまで破廉恥になれる?」
なんか、大増税のためには何でもありのようだ。与謝野氏は以前「平成の脱税王」と鳩山由紀夫氏を非難、民主党を繰り返し批判、その彼が民主党政権の大臣だという。こんなことを人々が許すはずがないだろう。菅首相も与謝野氏も何もよけいなことをしないことが国民のためだと友人が話していた。
久しぶりに森田実氏のホームページより。
2011年2月3日 (その1)
森田実の言わねばならぬ 82
平和・自立・調和の日本をつくるために(82)
《今日の論点》人間としての誇りを捨て去った政治家は去るべし/2月1日の予算委員会における与謝野経財相の答弁を聴いて
「政治家にとって、それを失ったら成り立たない最も大切なものは人間としての矜持である」(アリストテレス)
東京新聞2月2日朝刊政治面に、2月1日の衆議院予算委員会における与謝野馨経財相の答弁をめぐる記事が掲載された。見出しは[「議員辞職を拒否」与謝野氏「やる気維持に必要」]。記事を引用する。
《与謝野経済財政担当相は1日の衆議院予算委員会で、自民党の鴨下一郎氏の議員辞職要求に対し「議員を続けることは有権者への責任であり、仕事にかけるモチベーション(やる気)を維持するために必要だ」と拒否した。
与謝野氏は自民党から昨年、除名処分を受けたことを挙げ、「軍隊でいう不名誉除隊となった。自民党の処分はそこで終わった」と述べた。》
与謝野氏は巧妙に論点をすり替えている。自民党比例区での当選者が民主党議員になることはできないのだ。いまは無所属議員として民主党会派に所属するという形をとって、法の網の目をかいくぐっているが、誇り・良識のある政治家なら潔く議員辞職をするだろう。
人間としての誇りを放棄して、菅首相に仕えようとする与謝野氏の姿は卑しい。みじめである。政治家はどこまで破廉恥になれるのだろうか。一人の市民がこう言った。「与謝野氏は、要するに国会議員としての歳費がほしいだけなのではないか」。多くの国民は政治家を卑しい存在と見ているのだ。
政治家の品格はどこまで落ちるのか。菅首相は、与謝野氏以外に社会保障のわかる人はいないかのような発言を繰り返している。しかも菅首相はかつて自民党の大幹部だった柳沢伯夫氏も菅内閣に取り込んだ。やり過ぎである。こういった人事は、菅首相が「民主党議員の中には能力者がいない」と言っているようなものではないか。民主党議員は、こんなことにいつまで黙っているのか! 民主党議員も誇りを失ってしまったのだろうか。
報道界よ「いい加減にしろ!恥を知れ!」
「『絶望の裁判所』 元判事が司法の腐敗を告発する」
福島県双葉郡浪江町へ
愛媛県松山市で
「自民党に入れた票は赤紙となって返ってきます」山本