2009年08月09日
「のりピー」逮捕で「電話殺到」?
お盆休みですね。といっても、ぼくは仕事しています。選挙が近いのでその関連の仕事が多いです。このブログをご覧になっている方なら、今回の「のりピー」さんの件に関して、何かコメントするかとお考えでしょう。もうすでに多くの方がぼくと同じように考えていらっしゃると思うので、あまりしません。選挙まで3週間だというのに、「のりピー」ぜめ、といったところでしょうか。「さすがー!」と感心なさっている方も多いことでしょう。ものすごいメディア・サーカス状態です。
あまりにも大騒ぎしているので、ついついぼくもニュースをチェックしてしまいました。
MSN産経さんの「警視庁に電話殺到『のりピーの罪かぶるので、替わりに自分を留置場に』といった声も」というものです。何件くらい電話がきたのだろうと思って、記事を読んでみると、「ひっきりなしにかかっている。数十件以上」とのこと。
おっかしいなー。逮捕以降、「ひっきりなしにかかっている」のなら、数百はいってもいいのに、と思いませんか。そして、数百なら、やっと「電話殺到」と言っても大丈夫かなとも思いました。
そもそも、この「電話殺到」がなぜニュース記事になるのでしょうか?
彼女を「裁判員制度」の宣伝に使ったことが大きなニュースになることならわかります。税金ですから。
しかし、「電話殺到」をニュース記事にするより、選挙も近いことなので(そうでなくても)、少子化問題、年金問題、雇用問題、医療の問題なども取り上げたほうが社会のためかな、と思います。そうそう、記者クラブや新聞社の「押し紙」の問題も重要な問題ですね。どうして取り上げないのでしょうか。
そういえば、アメリカの主要紙の編集長は「最悪なメディアのすることは誇張と驚かすこと」だとよく話してくれました。
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