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2009年06月21日

ネガティブ思考 vs 可能性(1)

以前、赤坂見附の狭いカフェでたまたま隣に座ってきた女性が、留学に必要なTOEFLという英語のテストの勉強をし始めた。かなり熱を入れて勉強している様子だったが、あまりにも間違った問題集と参考書に取り組んでいたので、無駄な時間とエネルギーを使っていることをかわいそうだと思った。誰もアドバイスをしてくれなかったのだろうか。声をかけようかとためらった末、何気なく話しかけた(おそらく今ではもうこんなことしない)。

もちろん、初めからその点を指摘しなかったし、「その問題集や参考書はあまりお薦めできない」などとはけっして言わなかった。ただ、「次のテストはいつ」とか「どこに留学を希望」などと聞いたような気がする。聞けば、その彼女、東京大学の学生で、アメリカへの留学を希望していた。当時は、東大生でもこんなにひどい勉強をしているのだと驚いたほどだった(今では東大生をかなり知ったので驚かないだろう)。

自分も
TOEFLの勉強をしていたことなどを話すと、彼女がどのように点数を上げたのか聞いてきたので、そこで初めて、自分がどのように約390点(公式スコアでない)から570点に上げたか、どのような問題集や参考書を使ったかなど話した。英語が苦手だと思っていた彼女だが、対策を検討する必要があるのではと言った。「しょせん、英語のクイズだよ」って。

2カ月弱で
TOEIC220点アップ



最近も電車の中でTOEICという英語のテスト(TOEFLよりけっこう簡単)を勉強している人を見かけるし、知り合いでもTOEICに取り組んでいる人がいるが、残念ながら、たいていの場合、対策が間違っている。あと大きな問題の一つは、あまりにも問題集と参考書が多いのでどれを選んでよいか分からないことだと思う。

TOEIC
のスコアを上げるのはあまり難しくないと繰り返し言ってきたが、あまりにも短期間にスコアを上げた生徒がいたのには正直驚いた。以前、週何回か英語を教えていた予備校で高校3年生のKさんを紹介された。彼女はその予備校に入ってきたばかりだが、次のTOEIC(その時点で2カ月をきっていた)までに100点ほどスコアを上げたいということだった。そんな彼女のその時点のスコアが520点。「楽勝」と思った。理由は、見た感じとても素直そうだったことと運動部に所属していてその時点まであまり勉強していなかったことだった。

あまり勉強していないで520なら、1カ月半と短い期間でも重要な点を指摘していけば100くらい上げることは問題ないと思った。350点を100点上げたり、800点を900点に上げるのとはかなり異なる。520くらいのスコアを持っていれば、数カ月で800くらいに上げることはできるだろう。もちろん、それはすべての人に当てはまるわけではない。

彼女はぼくの予想以上だった。1カ月半後のスコアは740だった。おもしろかったのは、当時その予備校にアルバイトに来ていた大学生(その大学はいわゆる「超難関」といわれ、英語教育に力を入れていることでかなり有名)よりも高いスコアをとったことだった。しかも、その大学生は英語を担当していた。その一方、740の彼女には申し訳ないが、彼女が当時通っていた高校は「進学校」として知られる学校でもなかった。

2カ月弱で220上がった。周囲の人から聞いた話では、ぼくが提案したことを毎日欠かさず行っていたという。自分が提案した勉強方法が素晴らしかったなどと主張したいわけではない。もちろん、同じような提案をしてスコアがそれほど上がらない人もいる。彼女の場合は態度が素晴らしかった。集中力が素晴らしかった。大学に入ってからも、同じようなことを経験したようだ。




最も大切なことは自身の可能性を知らせることだと思う。中学生、高校生、大学生が「私は英語が苦手」だとか「うちの家族は文系ではない」などという。日本の社会では、「できない」方の理由を羅列するのは、本人も家族も、なんと教師までもが得意のようだ。出てくるのはネガティブ思考ばかり、「可能性」などという言葉が彼らの口から出てこない。その点が一番の問題、学習以前の問題だ。「『苦手』と判断するほど英語に取り組んでない」と彼らには言い返すことにしている。

誤解してほしくないのは、人それぞれなので、誰もが英語力をつけるべきだなどとは言っていない。ただ、英語力を向上するべきだと思っている人にはこのような勉強がいいのではと提案するだけだ。




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