2010年12月24日
福田えりこ議員の意見にうなずきたい
以下は衆議院議員の福田えりこ氏からのメールの抜粋。とてもいい意見だと思うが、皮肉なことは民主党自体、女性議員が非常に少なく(どの党も)、労働組合の支援を受けているため、女性の視点や声はほとんど反映しない。民主党はもっと女性を当選させないとダメだろう。もちろん、新聞やテレビにも同じことが言える。が、多くの人々は気が付いていない(新聞やテレビで働いている人々でさえ分かっていないと思う)。それだけ、意識が低いのだ。
(以下、福田えりこ氏のメールの抜粋)
国会議員になってから、人生の節目や別れにふれる機会が増えました。その度にいろんなことを考えさせられます。
考えるといえば、先週、「CREA」という雑誌の取材を受けました。同年代の方にインタビューを受け、アラサー世代は、結婚、出産、育児、仕事、恋愛と言った自分の人生を今一度振り返り、考えたり悩んだりする世代ということで、色々質問をうけました。 聞かれて改めて考えることがたくさんあります。
「おひとりさま」とか「無縁社会」という言葉が象徴するように、出会いがない。会っても結婚せず一生独身を選ぶ女性も増えている。30代で結婚していると、子どもを産んで辞めるんじゃないかと思われて、採用されず仕事が見つかりにくい。 キャリアを選ぶか子どもを産むかの選択を迫られる。
女性が社会で働きやすい環境にはまだまだなっていません。女性の価値観が変わってきて、社会に出て自己実現を図るようになっていくことに、政治は無頓着で政策がとられてこなかったのだと思います。それも少子化の一因を負っているように思います。
女性は人口の半分はいるのに、政治家に若い人、女性の数が圧倒的に少なすぎます。女性や若者のおかれる現状を理解し届ける人が少なかったため、政策に遅れが生じてきたのかもしれません。
子宮頚がんのワクチンにしろ、HTLV-1の妊婦健診にしろ、もっと早く出来たのではないでしょうか。
(以上)