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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年12月17日

菅家利和 メディアも謝罪を

菅家氏とのインタビューの一部を掲載します。メディアは「足利事件」に関する当時の報道を検証し、謝罪すべきだということです。

 

― 取り調べの可視化は必要だと思いますか。

 

菅家 可視化にしないと冤罪はなくなりません。警察の方は今までの取り調べがやりづらくなると思います。

 

― 菅家さんが受けたような取り調べができないということですか。

 

菅家 そういうことです。殴ったり、蹴飛ばしたりすればわかってしまいます。そのようなことはなくしてもらいたいし、可視化にしてもらいたいです。

 

― 当時の新聞報道を見ましたか。

 

菅家 見ました。明らかに犯人にされたと思いました。

 

― 報道する側も反省し、謝罪すべきでしょうか。

 

菅家 これは、絶対にすべきです。自分のことを犯人扱いしていたと、新聞社の人たちも言っています。地元の新聞はすぐに謝罪に来ました。

 

― 報道の検証や謝罪は新聞社の紙面に出すべきだと思いますか。

 

菅家 そういうことですね。当時は間違ったことを堂々と書いていましたからね。

 

― 菅家さんは他の冤罪に関しても話していますね。

 

菅家 苦しんでいる人はまだまだいます。私の知っている範囲では、狭山事件、布川事件、袴田事件ですとか、名張毒ぶどう酒事件などです。

 

― 菅家さんの釈放、今回の再審裁判をきっかけに何が議論されるべきでしょうか。

 

菅家 取り調べは可視化にする、報道する側も反省してもらいたい。それと、時効をなくしてもらいたいです。犯人にとっては逃げ得になってしまいます。人を殺しておいて逃げる。捕まらない。それはないでしょう。もちろん、他の冤罪被害者に対しても再審を開始してもらいたいです。これは当然です。私は他の冤罪事件のためにも頑張りたいと思います。冤罪事件がこれ以上あってはいけません。私のような目にあってもらいたくないのです。