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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年05月09日

やまなしときめきネットショップ 

遅くなりましたが、以下が掲載された記事(かなり短い記事なのですが)の日本語訳です。
大嶽さん、小俣さん、末木さん、「ときめきネットショップ」の皆さんお世話になりました。全国女性会館協議会の桜井さん、マイクロソフト社の荒木さん、田仲さん、取材にご協力いただきありがとうございました。

Japan: Farm women go online
By Takehiko Kambayashi
A local, slice-of-life story from a Monitor correspondent.
(クリスチャン・サイエンス・モニター特派員からの地方の実生活の一片の話)

山梨、日本 - 小俣妙子は、昨夏に始まったコンピューターの講習会に参加する以前は自分からコンピューターにスイッチを入れることはなかったと話す。二人の子どもの母である小俣は、現在、毎日ブログを更新、自家製のケーキやお菓子のレシピ、家族旅行に関してつづる(写真もたくさん掲載されている)。彼女はインターネットでケーキやくだものも販売している。
「このようなことをするとは思ってもいませんでした」と彼女は言う。

桃の花に敷き詰められた、のどかな中部地方のこの土地で、小俣と友人の大嶽ひろ美はどのように商品を売っていくべきか考えながら、コンピューターの仕事に熱が入る。

二人を含む山梨県の農業女性24人が、マイクロソフト社の支援で行われたITとビジネスに関する講習を受けた。参加者のほとんどがコンピューターの基本的操作をあまり理解していなかった。現在、彼女らはインターネットでぶどうや桃、野菜などを売るウェブサイトを立ち上げている。

「『経済』と呼ばれる靴をはかないと女性たちは自立することはできません」大嶽は言う。

日本はハイテク国家だが、いまだに多くの女性がコンピューターの基本的操作を知らない。これは彼女らの雇用機会や自立を制限してしまう。

男性の失業問題はメディアで大きく取り上げられるが、女性の失業者 - とくにシングルマザーやドメスティック・バイオレンスの犠牲者 - に関してはめったにニュースにならない、と「豊かな国の女性の貧困化」の著者である桜井陽子は言う。桜井が常任理事を務める全国女性会館協議会においてもマイクロソフト社の支援によるコンピューターの講習が行われている。桜井は言う。

「ITのスペシャリストなどから見たら、受講者たちがたいしたことをやっていないように思われるかもしれません。しかし、講習を通して、彼女たちが自分に自信を持ち、自分自身を尊重するようになります。その点が最も大切なことなのです」

(敬称略)

山梨とれたて直送便 やまなしときめきネットショップ
http://www.y-tokimekinet.com/
NPO法人 全国女性会館協議会
http://www.j-kaikan.jp/index.html 
女性のためのUPプログラム(マイクロソフト社)
http://www.microsoft.com/japan/citizenship/ca/up/up_woman.mspx