2009年03月11日
「乳と卵」 川上未映子
「乳と卵」川上未映子著
私の副編集長はハーバード大学卒業、日本語も少しできる。アメリカの主要紙の国際部副編集長だ。
その彼女は作家である川上さんを大変尊重していた。
川上さんは個人で大きな賞(芥川賞)を受賞した作家、組織の中のジャーナリストなどよりもずっとすごい、ような点を強調していた。同じようなことは「ジャーナリズム崩壊」の中で上杉氏が述べている。
「この名刺を持っていたら警察もこわくないんですよ」などと私の知り合いに言ったテレビ局の人とはぜんぜん異なる。もちろん、「名刺社会」の日本だから言えてしまうのだが。
私の副編集長はハーバード大学卒業、日本語も少しできる。アメリカの主要紙の国際部副編集長だ。
その彼女は作家である川上さんを大変尊重していた。
川上さんは個人で大きな賞(芥川賞)を受賞した作家、組織の中のジャーナリストなどよりもずっとすごい、ような点を強調していた。同じようなことは「ジャーナリズム崩壊」の中で上杉氏が述べている。
「この名刺を持っていたら警察もこわくないんですよ」などと私の知り合いに言ったテレビ局の人とはぜんぜん異なる。もちろん、「名刺社会」の日本だから言えてしまうのだが。